2012年3月に大学を退職し、3年目になりましたが、今年も特任講師として数科目の授業を担当させていただくことになりました。すでに75歳になり、体力的にも衰えは隠せませんが、今までお世話になった恩返しと考えて登校日には可能な限り学生さんのサポートをしたいと考えています。
大学のご厚意で同じく特任講師の今西先生と共同で453号室を使わせていただけることになり、今年も従来通り、パソコンの苦手な学生さんのための親切サポートと、母国を離れて生活している留学生さんのサポートに力を注ぐつもりです。
イベントのたびごとに、なるべくこまめに記録を更新していく予定です。なお、研究室は202号室から、453号室に引っ越しましたが、長い間「Room202」で通してきましたので、ホームページの呼称は「昔の名前」を残しておくことにしました。
例年のとおり、今年も学生さんを引き連れてお花見を兼ねて山歩きに行きました。
今年は在校生に加え、卒業生も2名参加してくれ、現役の学生さんにとっては、先輩たちとの交流も有意義だった思います。
山科駅に集合、びわ湖疏水沿いの桜を鑑賞後、毘沙門天を参拝。そこから山道に入り、山中の六叉路「思案処(しあんどころ)」を経て、南禅寺まで歩きました。
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2014年5月5日、野洲市にある兵主大社さんのお祭りには、神社伝統の女性が担ぐお神輿(あやめ神輿)と大太鼓(あやめ太鼓)があるのですが、今年は、その担ぎ手として、滋賀県内の留学生を招待してくださいました。そこで、大学と卒業生にPRして希望者を募り、9名が参加しました。皆さん、神社から貸していただいた法被(パッピ)がとてもよく似合っています。
一人や二人ではビクとも動かないお神輿も大勢で力を合わせると宙に浮き、威勢の良い掛け声に合わせて移動します。途中で突然の大雨に見舞われ、中止となってしまいましたが、通常は「見るだけ」のお祭りに、直接参加して「お神輿を担ぐ」というまたとない良い経験が出来たものと思います。
帰途、草津に立ち寄り、江戸時代に栄えた旧東海道沿いの遺跡とミニ博物館を訪ね、ミニアチュア版の浮世絵造りに挑戦するなど江戸文化の一端を楽しんでいただきました。
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2014-05-18、JRの「春の関西1デイパス」を利用して、京都の観光バスと大阪の遊覧船を体験しました。まずは、京都駅に集合、京阪観光バスの半日コースに乗車、ガイドさんの案内で南禅寺と清水寺を見学しました。
大阪へは京阪電車で移動、京阪電車の特急は、車輌もシートもJRより Good との学生さんたちの評価でした。大阪城公園の船着き場で、大阪在住の3人の卒業生(毛一鳴君、李艶玲さん、馬力文さん)が合流し、京都から参加した王俊娜さんを含めると4人のOB・OGも一緒に遊覧船を楽しみました。船は道頓堀に入り、戎橋(えびすばし)で下船し、心斎橋筋を散策後、日本橋の上海新天地でお買い物、地下鉄で梅田へ出て、駅ビルの最上階(天空の農園)を見学後現地解散しました。
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2014-5-25、韓国ソウルから権寧江(クォン・ヨンガン)さんが訪ねてくれ、家内ともども伏見稲荷を散策しました。彼女は1993年、京都大学大学院に在学中、大学関係者から、彼女の修士論文執筆のアシストを頼まれ応援したのですが、振り返ると、外国人留学生の支援を始める切っ掛けになった第1号の学生さんでした。
現在は3人の子供さん持ちのママですが、長いお付き合いで、ソウルに遊びに行ったときには民俗村を案内していただいたり、韓国料理をご馳走になったりした楽しい思い出があります。
2014-06-14、女子留学生日本語弁論大会、滋賀県大会が行われ、本学からは3人が出場し、3回生の朱倩怡さんが見事優勝しました。昨年の程安琪さんに引き続き、2年連続で優勝を勝ち取ることができ、応援に駆け付けてくださった山口先生、学生さんたちと喜びを分かち合いました。朱さんは8月3日に行われる近畿大会に出場することになり、さらに全国大会を目指します。
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2014-06-14、小学校の同窓会があり、久しぶりに東京に出かけました。せっかく東京まで行ったので、関東在住の卒業生に声をかけたところ、周進さん、楊西希・徐磊夫妻、鄧莉・陳潜夫妻、江康慧さんが集まってくれ、池袋の中華料理屋さんで一緒に夕食を食べました。
それぞれに社会人として逞しく活躍されている様子を拝見して頼もしく思うと同時に、自分が改めて「年を取ったなあ」と実感した次第です。小学校時代に友人とスカイツリーに上ってきましたので、450mからの展望写真をご覧ください。
2014-6-22、久しぶりに大阪から馬力文さん、魏薇さんが草津まで来てくれたので、近所の住む王俊娜さんと4名で近くの芦刈園(あしかりえん)まで紫陽花(あじさい)を見に行ってきました。今年は5月の異常高温で木が傷んでしまい、例年に比べるとやや見劣りしましたが、十分楽しむことが出来ました。私の一番好きなブルーの見事な花を見てください。
2014-7-6、2008年度の交換留学生、彭嘉さんが、長いことお付き合いしていた彼氏と結婚することになったとのことで、お二人で草津まで訪ねてくれました。草津川の堤防を散策しながら、久しぶりにいろいろお話しできましたが、9/21に行われる結婚式に招待してくれました。ご両親にもお目にかかったことがあるので、思い切ってお受けすることにしました。3月に引き続き9月にも中国に出かけることになり、本年度の楽しみが一つ増えました。
2014-7-7、現在京都の堀場製作所に勤務している尹佳さんのご両親が来日されましたので、昼食をご一緒し、草津市内を散策していただきました。たまたま夏休みを利用して台湾から遊びに来ていた孫娘もご一緒し、今日は公用語が中国語となりました。尹さんのご両親には、史跡として保存されている、江戸時代の5つ星旅館を見学していただいたり、簡単な浮世絵の制作工程を体験していただいたりしました。
2014-7-8、7/6に日本語能力試験が終わったので、その勉強会に参加した皆さんの慰労会と合格を祈念して、放課後に「お粥Party」を行いました。
こんな狭い部屋によくもこんなにたくさん入ったものとあきれるほどの混雑ぶりでしたが、半年苦しんできた試験からやっと解放されたというホッとした表情がお分かり頂けると思います。
2014-7-12(土)、N1の試験が済んだらどこかに遊びに連れて行ってあげると学生さんに約束していたので、京都の伏見稲荷と宇治の平等院を見学に行きました。伏見稲荷はNetの人気投票サイトで本年は、金閣寺を追い抜いてNo1になったところ。さすがに一万本以上はあるといわれている鳥居には皆さん圧倒されたようで盛んにカメラのシャッターを押していました。
宇治の平等院は10円硬貨のデザインとして有名。見事に均整のとれた鮮やかな朱色の鳳凰堂は将に日本を代表する建築物と言えましょう。年寄りはここまでで充分堪能して帰途につきましたが、若い学生さんたちは、さらに京都の街にショッピングに繰り出しました。
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2014-7-20(日)、家内ともどもボランティアとして参加している「草津日本語教室オリーブ」の創立20周年記念Partyが行われました。ここで、現在、ボランティアとして働いてくれている、あるいは過去にボランティアをしてくれた卒業生に、一部の現役の学生さんも参加してくれ、Partyを盛り上げてくれました。これからも将来日本語の先生を志す在学生・卒業生さんの応援を期待しております。
2014-8-03(日)、6月14日の女子留学生日本語弁論大会、滋賀県大会で優勝した朱倩怡さんが、滋賀県代表として近畿大会に出場しました。さすがに強敵が多く、全国大会の切符はいただけませんでしたが、野洲市の兵主大社から拝借した法被を身にまとい、「お神輿を担いで分かったこと」というタイトルで素晴らしいスピーチをしてくれました。大阪在住の李艶さん、王彦鈺さんが応援に駆け付けてくれ、終了後、心ブラをして中国料理で夕食を共にしました。
2014-8-30(土)、2002~2005年、短大時代に在学した尚勇君、尚亮君の兄弟と崔文子さんが草津を訪ねてくれました。昼食をご一緒し、草津の街を散策しました。それぞれ日本の社会に溶け込み、家持ち、家族持ちですが、次回は家族連れで大集合したいものです。
2008年度の交換留学生だった彭嘉さんと滋賀大学大学院経済研究科出身の鄧鈺才君の結婚式に招待していただきました。夫君も以前から知っていたのと、ご両親とも来日された際、観光案内をさせていただいたこともあったので、思い切ってお受けして、湖南省の邵陽まで出かけました。
折角のチャンスなので、彼らの新婚旅行を兼ねた張家界への小旅行に割り込んだり、往復の途中で上海付近、長沙付近で多くの卒業生と再会することができ夢を見ているような一週間でした。
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2011年卒業生の周維さんが私のために油絵を描いてくました。2014年2月に蘇州を訪問した際、散策した蘇州市平江路の風景(もう一枚の写真)で、蘇州旅行の何よりの思い出になります。彼女は現在、山西省運城市に住んでいますが、この絵を上海在住の鐘鳴さんに託けてくれ、9/22に鐘さんから受け取って日本に持って帰りました。現在は大学の研究室に飾ってあります。
2014-9-25(木)、2014年度秋卒業式が行われました。湖南科技大学出身の童麗娟さんが卒業生代表として学長から卒業証書をいただき、謝辞を朗読し、同時に学長表彰も受けました。今年の秋卒業生の留学生は、童麗娟さん、李偉良さ、李春雨君の3人だけでしたが、それぞれの道をしっかり進んで行く決心を聞かせていただきました。
2014-9-28(日)、段洋さん来日!。2010年卒業、その後大阪市立大学に進学し、2013年3月修了、現在深圳在住の段洋さんが、彼氏連れで颯爽と大阪に現れました。
大阪在住の彭嘉さん、向晴さん(子供連れ)、滋賀から趙亮君と私でお迎えし、皆さん一緒に、大阪城見学、道頓堀の遊覧船、心ブラを楽しみました。段さんはその後横浜に向かい、1週間の日本旅行を楽しんで帰国されました。
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2014年度は中国より20名の秋入学生(いずれも3回生に編入学)をお迎えしました。10/6(月)の授業で初めて対面しましたが、まだ、みなさん、まだ京都にも行ったことがないというので、その週末(10/12)、現在人気No1の伏見稲荷大社を参拝し、その後、京都の街歩きにお誘いしたところ、写真のように大勢参加してくれました。
当日、ご都合のつかなかった方もいますので、秋入学生全員の様子は、11/4の日本語研究会のところでご覧ください。
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2014-10-18(土)、大阪在住の毛一鳴君、馬力文さん、魏薇さんの3人が、はるばる草津まで遊びに来てくれましたので、紫式部が源氏物語の構想を練ったと言われている名刹「石山寺」を見学に行きました。帰途、丁度夕暮れ時で琵琶湖の夕日がきれいでした。
夕刻、京都在住の尹佳さん、滋賀在住の王俊娜さんとも合流して旧交を温めることが出来ました。
夜間教室。毎週月曜日、放課後、18:00から、日本語N1試験対策のための勉強会を募ったところ、9名の学生さんが「やります!」ということでスタートしました。来年の7月の試験を目指して一緒に頑張りましょう!
現在(11月中旬)まで、一人も、一回も休まずに約2時間の夜間教室は賑わっています。この調子なら全員合格は間違いなし! おっと、一人はすでにN1合格済みの人がいました。それでも、さらに受験生と一緒に勉強してくれるのはうれしいことです。
2014-11-01/02(土、日)、万聖祭(学園祭)が開催されました。一日目は雨に降られましたが、2日目は雨も上がってくれ、多くの卒業生、来客が訪ねてくれました。
一日目には東京で勤務する江康慧さん、大阪から聶晨さん、京都から胡津群さん、南草津から王俊娜さんなどの留学生OGが訪ねてくれました。
二日目は、2006年、私のゼミの卒業生、前田明花(あすか)さんが、6歳、4歳、2歳の3姫連れで一番乗り、小柄の可愛いママが3人のチビさんを連れて帰っていく姿はカルガモ親子の行列を見るようでほほえましい風景でした。留学生OB・OGも、唐先生のゼミで現役・OB交流会があり、たくさん訪ねてくれました。下記の写真集からご覧ください。
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火曜日の夜は恒例の日本語研究会です。今学期も彦根東中の美術の先生である志萱先生をレギュラーにお迎えして、賑やかにやっています。今学期はこれまでに、志萱先生の「絵の描き方の基本とオノマトペのお話し」、山口先生の「同音異義語演習」、唐先生の「留学生の陥りやすい誤用と、その教授法」、私の「氾濫するカタカナ語」などの講義・演習が行われました。この写真は11/4(火)に写したものですが、人数が多くて見にくいと思いますので下記をクリックして、拡大版をご覧ください。
拡大写真はここをクリックしてご覧ください。
2014-11-22(土)、大阪の箕面公園に紅葉狩に出かけました。箕面に行く前に卒業生の馬力文さん、王彦鈺さんが在学する大阪大学(大学院)を見学させていただき、大学食堂でお昼を食べてから箕面公園へ。紅葉は丁度見ごろで素晴らしくきれいでした。名物の「紅葉の天麩羅」を食べながら滝壺まで散策。紅葉を堪能できました。
帰途は大阪駅に着くころには丁度日が暮れたので、夕食後、駅ビルの屋上に上って夜景を楽しんでから、グランフロントの商店街をぶらついてお買いもの。楽しい一日を現役、卒業生交えて楽しむことが出来ました。
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2014-11-30(日)、早朝に彦根を出発して、午前中琵琶湖で外輪船ミシガンのクルーズを楽しみ、午後から神戸まで足を延ばし、須磨海岸の砂浜、淡路島を経て四国に通ずる明石海峡大橋を見学、さらに神戸の繁華街元町通りから中華街(南京町)に出て夕食。食後、神戸市役所の24階の展望室から夜景を見て、深夜に彦根に戻りました。
JRの関西ワンデイパスという切符を使ったので、全部で3,600円という格安の一日旅行を楽しむことが出来ました。小澤先生のほか、毛一鳴、王俊娜の卒業生も加わりにぎやかな旅行となりました。
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2014-12-19(金)、恒例の留学生忘年会が彦根「薬膳」で行われました。今年は教職員の参加が少なく残念でしたが、方蘇春先生の「つらかったことは忘れて、明るく新年を迎えましょう!」とのご挨拶に始まり、大いに盛り上げりました。
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2014-12-25(木)、今年で3年目になりましたが、「一年に一回贅沢しよう!」ということで、JRの「カニカニExpress」という企画に乗って敦賀まで総勢27名でカニを食べに出かけました。食べ放題のカニ、お寿司、スイーツ、果物をしっかりいただいてから、北陸地方の真冬の露天風呂、一方、メチャ暑いサウナを相次いで体験、その後温水プールで水泳と、普段できないいろいろな体験をすることが出来ました。
参加者の中には、昨年に引き続き参加したRepeaterが8人もいたのには驚きましたが、「来年も来ましょうね!」と新入生さんから言われたり、写真の一部をqq(中国版Facebookのようなもの)に掲載したところ、帰国した卒業生から「好懐念!(懐かしい!)、という書き込みがあったりして、どうやら定例化した感があります。そういえば私もカニはこの3年間は、年に一回この旅行で食べただけです。
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2015-1-19(月)、昼休みに学生さんがドヤドヤトやってきて、私の76歳の誕生祝をしてくれました。
老人にとって、寂しく誕生日を迎えると「また、一歩棺桶に近づいた!」としか思えないのでしょうが、このように若い方々にお祝いしていただくと、「もうしばらく頑張って生きて行こう!」という気が湧いてきます。皆さん、本当にありがとうございました。
2015-2-21(土)、日本語研究会のメンバーで本年度の打ち上げ会を兼ねて長浜に出かけました。まず、慶雲館で開催されている盆梅展を見学、つぎに旧長浜駅を活用した鉄道記念館を見学後ラーメン屋で昼食。引き続き、豊公園、長浜城、Figure Museumと見学して楽しく長浜市街を歩き回りました。
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今年の春休みには、中国から2名の卒業生が出張で日本を訪ねてくれました。鐘鳴さん(2012年度交換留学生)と童麗娟さん(2014年9月卒業)のお二人です。立派な社会人に成長して国際的に活躍されている姿を拝見できてとてもうれしかったです。
教師として、卒業生が訪ねてくれるほど嬉しいことはありません。日本に在住している卒業生さんとも、時々お会いできるので、私はつくづく幸せな教員だと思います。
2015-3-15(日)、3回生の竇友山さんのご両親が来日されたので、春休み日本に残っているメンバーに声をかけて奈良に遊びに行きました。
興福寺を参詣してから奈良公園に入り鹿と遊んだりお弁当を食べたりしながら、春日大社まで歩きました。その後、若草山を経て、東大寺へ。大仏様の大きさに感心し、再び興福寺を経て奈良駅まで歩きました。常日頃運動不足の老人には何よりの運動になり、楽しく一日を過ごすことが出来ました。
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