2018年度 田中研究室の記録

 2012年3月に大学を退職し、6年経ちました。退職後は週に2回、非常勤の講師として日本語とコンピュータ関係の科目を担当してきましたが、今年も引き続き授業を担当させていただくことになりました。すでに79歳になり、体力、気力、記憶力の衰えは隠せませんが、今までお世話になった恩返しと考えて登校日には可能な限り学生さんのサポートをしたいと考えています。
 大学のご厚意で同じく特任講師の今西先生と共同で研究室を使わせていただけることになり、今年も従来通り、将来、就職後パソコンで困ることのないよう、とくにExcelは検定試験1級を取得するための親切サポートと、母国を離れて生活している留学生さんの日本語を中心としたサポートに力を注ぐつもりです。
 なお、研究室は202号室から、453号室、さらに、情報センターの隣の小部屋に引っ越しましたが、長い間「Room202」で暮らして来ましたので、ホームページの呼称は「昔の名前、Room202」を残しておくことにしました。


 4月5日、2005年に私のゼミを卒業した雷婷(上海在住)さんが、ご一家で日本に遊びに来てくれました。ご主人と子供さんは日本は初めてとのことで、観光に忙しい時間を割いて、草津まで訪ねてくれました。草津では家内共々昔話に花が咲き、食事のあと、街道交流館に立ち寄り、江戸時代の衣装に着替えて、ちょっぴり日本情緒を味わってもらいました。


 2017-4-8(日)、例年通り、今年も4月の第2日曜日にお花見に行くことに春休み前から決めていました。驚いたことに今年の桜は平年より、一週間も早く咲き、4月8日には京都の桜はすっかり散ってしまいました。
 それでもせっかく計画していたので、桜抜きのハイキングに行こうということになり、日本語研究会でお世話になっている志萱先生はじめ、卒業生を交えて楽しく一日を過ごすことができました。
 お花見は春休みの補習に参加してくれた皆さんと4月3日に大学の構内に咲いている桜ですまし、当日は山歩きのあと、京都御所を見学しました。最後の3枚の写真は御所のお庭で、とてもきれいです。季節を換えてもう一度来たいと思いました。皆さん、たくさん歩いてお疲れさまでした。

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 4/30、連休の一日を利用して、京都市の鳥羽水環境保全センター(130m続く藤棚が名物)と梅小路公園(別名鉄道公園)に遊びに行きました。今年は春が早く、桜も藤も例年より一週間以上早く咲いてしまい、折角の藤棚も、一番きれいなときを過ぎていましたが、それでもまだ藤の花は残っていて、 大勢の人でにぎわっていました。
 京都駅八条口のイオンモールで昼食を取り、梅小路公園(この中に鉄道博物館がある)に行き、春の花が咲く公園の中や、博物館にに展示してある、100~50年前に活躍していた蒸気機関車や京都市電、初代新幹線の車両などを見て回りました。  

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 2018-5-5(土)、今年も野洲市にある兵主(ひょうず)大社さんのお祭りに滋賀県内で学ぶ留学生をお神輿の担ぎ手として招待してくださいました。聖泉大学としては初めて参加してから今年で5回目になります。兵主祭には女性が担ぐ「あやめ神輿」と「あやめ太鼓」があり、参道を進むと、沿道からは一段と大きな拍手で迎えられました。普通観光客としては、お神輿は眺めるだけのものですが、実際に担ぐという経験をして、日本の伝統行事を本格的に味わうことができました。今年は現役の学生さんに加えて、日本語研究会でお世話になっている志萱先生も応援に来てくださり、卒業生(李娜さん、付熙嬋さん)も参加してくれとても賑やかでした。

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 5月末から6月初めにかけて3人の卒業生が訪ねてくれました。一人目は短大時代の聖泉を卒業後、静岡大学経済学部に編入学し、さらに神戸大学大学院を卒業された方建萍さん(写真左)、二人目はご主人の転勤でアメリカに渡られた後、現地の大学に入学、そして卒業された馬双佩さん(話に夢中になって写真を撮るのを忘れました)、3人目は中国から新婚旅行で里帰りしてくれた鮑盼盼さんです(写真右)。教師として卒業生が訪ねてくれるほどうれしいことはありません。本当に楽しい今年の春でした。


 多胡先生に誘っていただいて、女子ホッケーの日本リーグ応援に行きました。日本語の授業で留学生さんに声をかけたところ、二人の学生さんが同行してくれました。同じく応援に駆けつけてくださった尾田前事務部長さん共々応援席に入れていただき声援を送りました。しかし、さすが、実業団は強く、2-4で負けましたが、2点取れたのは収穫で、楽しく観戦することができました。


 2018-6-10(土)、2012年度の卒業生で、中国に帰国された鮑盼盼さんが新婚旅行で日本に来てくれました。大阪在住の卒業生中心に声をかけ、同窓会を兼ねた歓迎会を大阪で行いました。中国料理をいただいた後、長居植物園に行き、紫陽花(あじさい)など旬の花を楽しみました。ついでに我が家の近くに咲いていた、クチナシ、時計草、合歓木(ネムノキ)などの花の写真も掲載します。

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 6/27(金)に日本を出発して、7/1(日)江蘇州南通市で行われた毛一鳴君(2014年3月卒業)の結婚式に参列してきました。7/2(月)に帰国したので、まさに「駆け足旅行」でした。ご両親共々祝福を受け、ご挨拶される毛一鳴・趙明明ご夫妻、にぎやかな披露宴会場風景、お祝いに参列した、ご夫妻とも聖泉大で学んだ沈柞・鐘鳴ご夫妻と新郎新婦との記念写真などご覧ください。
 南通市は、私が聖泉大に奉職する以前に勤めていた会社(東レ株式会社)の工場があり、約20年前のことですが、二度ほど来たことがあります。街は人口も増え、大発展しましたが、小高い丘の上から工場地帯や市街地の一部を遠望することができました。揚子江は雄大です。向こう岸はかすんで見えません。約30分の山登りはいい運動になりました。
 7/2には帰国するという駆け足旅行の途中下車で、上海に立ち寄り、聖泉の卒業生である雷さん、劉(予鈴)さん、草津日本語教室で勉強した于君、靳君と会い旧交を温めることができました。

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 2018-7-14(土)、女子留学生弁論大会が行われ今年はたくさんの学生さんが参加しました。参加者は4回生が、葉蕙婧さんと羅佳洳さん、3回生が謝雪彦さん、馬文静さん、董婕さん、張晏榕さん、張慈航さん、周晨芳さんでした。応援には日本語研究会でお世話になっている志萱先生と卒業生の張苗苗さん、私の家内が参加し、終了後中国料理で打ち上げをしました。謝雪彦さんが見事に優勝し、滋賀県代表として近畿大会に出場することになりました。羅佳洳さんと馬文静さんが準優勝となり、それぞれ表彰を受けました。

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 今年は15年ぶりに火星が地球と大接近しています。南の空に赤く輝く星は本当にきれいです。左の写真(7月31日撮影)は我が家のベランダから見たお月様、右の写真には赤い火星が写っています。いまだに2005年モデルのコンパクトデジカメを使っていますので、きれいに写すことは不可能ですが、実物は本当にきれいですから、天気の良い夜に是非本物を眺めてくださいね。8月末頃までは良く見えるそうです。次のチャンスは17年後になりますので・・・。


 2018-09-03(月)、卒業生の周進さん(2008年3月卒業後、阪大大学院に進学、現在アイルランド在住)が久しぶりに里帰りしてくれました。学生時代と同様、元気いっぱいに世界を飛び回っている様子を聞いて、羨ましく思いました。伏見稲荷、宇治平等院、宇治上神社など同行の男朋友と一緒にご案内しました。また、帰ってきてくださいね。


 2018-9-11(火)、秋入学の留学生30名を含む31名の卒業生が巣立っていきました。教師として卒業生を送るのは嬉しさと同時に寂しさを伴った不思議な気持ちになります。中国に帰る方は、是非、機会を見つけて日本に遊びに来て欲しいし、日本に残られる方は、学園祭やハイキングなどのイベントに参加していただくなど、再会のチャンスを楽しみにお待ちしております。

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 2018-10-21(日)秋の花、コスモスのきれいな季節になりました。テレビでもしばしば紹介されている近江八幡野田町のコスモス畑に、パソコンの勉強会に参加している学生さん数人と一緒に行ってきました。9月初めの台風で相当被害を受けたのでしょうが、その後、元気を回復して、きれいに咲いていました。
 その後、近江八幡の旧市街や掘割をを散策、ケーブルカーで八幡山に登り、琵琶湖を眺望し、楽しく一日を過ごしました。

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 2018-11-3(日)聖泉大を卒業後、神戸大学大学院経営学研究科を2014年にご卒業、堀場製作所に勤務されている卒業生尹佳さんが職場の同僚堀口博史さんと京都で結婚式を挙げられました。夫婦共々ご招待いただき、唐教授をはじめ、聖泉大の卒業生も多数出席されたので、同窓会のような結婚式を楽しませていただきました。


 2018-11-4(日)、10月に来日されたばかりの3回生を、京都の代表的観光地である伏見稲荷・清水寺に案内しました。お稲荷さんは頂上までは行かずに、「三の辻」から、バイパスを通って下山し、参道の屋台でお昼を食べて、京阪電車で清水寺に行きました。その後、祇園経由で京都の繁華街に出て、あとは若干の冒険を兼ねて、数人ずつのグループで、彦根帰還まで行動してもらいました。それぞれ、街歩きを楽しんでくれたようです。

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 2018-11-18(日)、恒例の学園祭(万聖祭)が開催され、たくさんの方が大学にいらっしゃいました。教師にとっては卒業生が訪ねてくれるのは何よりの楽しみで、今年も多くの卒業生と旧交を温めることができました。今年は子供連れで訪ねてくれた私のゼミの卒業生が3人いたのですが、驚いたことに3人とも子供を3人連れてきてくれたのです。日本の人口が減少する中、貴重な存在と嬉しく思いました。
 学園祭のフィナーレは色々な賞品の当たる大抽選会ですが、豪華賞品を手に入れて喜んでいる留学生さんがいました。私も入れてもらって友人たちとおめでとうの記念写真を撮りました。

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 紅葉の季節になりました。2018-11-25(日)、学生さんと一緒にハイキングを兼ねた紅葉狩に出かけました。10月に来日したばかりの留学生13人(全員3回生)を中心に、4回生、卒業生、教員2名を加えて総勢23名で、山科駅に集合、琵琶湖疎水経由毘沙門天の紅葉を鑑賞後、山に入り、山中でお弁当、一山超えて京都南禅寺に出ました。その後、地下鉄で同志社大学に行き、聖泉の卒業生で、現在、同大大学院に在学中の李娜さんに案内してもらいました。
 さらに、同志社大学の対面にある京都御所を見学して一日の行楽を終わりました。今年の紅葉は夏の酷暑といくつも訪れた台風の影響で、葉が傷んだり、全体に黒ずんだり、なかには紅葉する前に枯れてしまったり、例年に比べると少々品質が落ちましたが、それでも写真で見ていただけるように十分楽しむことができました。

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