1994年度フォーラムの記録


研究開発フォーラム  第9回例会 議事録

日 時 平成6年11月19日(土) 16:00〜17:30
場 所 東レ 犬山荘     〒606 犬山市大字犬山字藪下1-1   0568-61-0649
参加者 岩垣、加藤、椎木、奥田、川井、田中(三)、野町、藤井、正本、 中瀬、中山、小川、馬渕、              計13名

議 事

1)高分子材料開発の動向
東レ(株) 田中 三千彦氏


(1) 資料:高分子材料とその応用製品(福井大工学部講義資料’94.3.30)を 用いて説明
(2) 繊維とプラスチック、最近の話題:使用量、金属代替等
(3) 高分子機能膜:膜分離の基本、「膜」の実用化等
(4) 透明高分子材料とガラス:光学への応用等
(5) コンタクトレンズ商品学

2)高分子と人工臓器と材料科学
     クラレ(株) 川井収治氏


(1) 医療用具の生産(1990年度)
(2) バイオマテリアル10年の歩みと今後の展望−その産業面への インパクト−(資料:生体材料 7(1)、1989を用いて説明)
(3) 高分子と人工臓器と材料科学(高分子工業の最前線: ポリマーダイジェスト 1993・12を用いて説明)

3)放射線滅菌の現状
            原研 中瀬吉昭氏


(1) IAEAディスポーザブル医療用具のガンマ線滅菌ガイドライン について(資料:放射線と産業 No,59(1993)を用いて説明)
(2) 照射装置の適格性試験:照射容器内の線量分布等
(3) プロセスの適正検証:適正な材質、滅菌線量等
(4) 工程管理
(5) 放射線工学

2.総括的討論

1) 医療における放射線利用は、今後も拡大の方向
2) 高分子材料の利用も拡大、生体との親和性が重要
3) 高分子材料の機能化も各種開発中

3.次回予定 場所:シャンピアホテル大阪

テーマ:科学技術と宗教
討論終了後、懇親会を開催。
当分の間、開催場所をシャンピアホテル大阪に固定する。

 エクスカーションとして、犬山城、明治村を見学。明治村では学生時代に京都市中を走っていた市電に再会し、良い記念になりました。



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2003-10-31 最新版改訂