1989年度フォーラムの記録


日時:1989-11-18(土) 16:00 - 18:00
場所:旭化成六甲山荘
参加者:岩垣、加藤、奥田、田中(三)、正本、中瀬、中山、馬渕、山崎(計9名)

話題提供

1.メチラール法高濃度ホルマリンを原料とするポリアセタール樹脂製造 枝術の開発
講師 旭化或(株) 正本順三


 メチラール酸化法による原料ホルマリンの高濃度化、アセタールホモ ポリマ−のプロセス革新、アセタールコ&ブロックコポリマーの企業 化、及びエネルギーコストの低減、プラント材質腐食の解決、製品の 高品質化の達成等について説明。

2.直接重合法によるポリ(1、4-ブチレンテレフタレート)(PBT)の合成 とその性質に閤する研究
講師 東レ(株) 田中三千彦


 直接エステル化反応によるPBTプレポリマーの合成、エステル化反応 の動カ学釣解析、PBTプレポリマーの重線台反応、PBTの固相重縮合反応 PBTの熱分解特性、PBTの加水分解反応特性、人エ獣毛様繊維への応用等 について説明。

討論終了後、懇親会を開催
 前回決定した表彰規定(内規)の該当者として正本順三氏を推薦する 旨の提案があった。 (内規細則―例会参加者全員で検討・決定)
提案理由:大河内賞は、技術革新に与える最高の賞であり、本製造技術の 開発は、国家的規模の業績に相当する。
(懇談・質疑応答の後、全員異議なし。下記の条件で表彰を実施するものとし、事務局から自宅に送付する)

表彰内容:洋蘭(マリリンモンロー) 1鉢 及び ばら1束の贈呈
第4回例会参加者(対象者を除く8名)が等分に負担する。



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2003-09-23 最新版改訂