学生時代を京都で過ごしていたころから、京の都のお手本とされている西安に一度は行ってみたいと思い続けていました。2014年1月に75歳になり、「旅行の出来る元気の残っているうちに」と決心して春休みを利用して出かけることにしました。
幸いなことに卒業生の譚丹さんが、西安で日本語の教師をしているので、彼女に頼み込んで3日間の西安の旅が実現しました。あこがれの旧市街を取り巻く城壁に上る以外に、始皇帝の兵馬俑、楊貴妃が愛した華清池、少数民族「回族の街」、博物館、大唐芙蓉園など案内していただきました。
街歩きのついでに、「右書き看板はないか?」探しました。たくさんの右書き看板が見つかったのは、大唐西市の骨董街でした。(中段の3枚の写真はその一例です)もっとも、骨董屋さんでも左書きの看板を掲げた店もたくさんあり、右書き看板はいずれは消え去る運命かも知れないと思いながら眺めていました。骨董屋さん以外で右書きを発見できたのは、一番初めの写真、仏教関係の本を売っている本屋さん、少数民族である回族の街にあったうどん屋さんの二つだけでした。上段の最後の写真は大唐西市の風格ある街並みです。
最下段は右書き看板には関係ありませんが、左は旧長安市街を取り囲む城壁上の遊歩道(一周13kmあるが、今回はその1/4を踏破することで我慢しました)で、学生時代からの夢が実現した瞬間です。中央のSilk Road 起点の標識ですが、折角簡体字を使わずに書くのなら、その下にある英語表示に付き合うことなく、右書きにして欲しかったです。最後の写真は3日間、案内役を引き受けて下さった譚丹一家(中央の3人)と、西安観光に付き合ってくれた卒業生(長春から魏薇さん、湖南省から張瑜さんと黄港さん、左端は黄さんの許婚者)の記念写真です。
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