蘇州旧市街

 蘇州は東洋のベニスと言われる、かっての呉の都。世界遺産に登録されている古典庭園の代表である「拙攻園」付近の旧市街には、伝統を重んじた右書きの看板を掲げた店が幾つか発見できました。上段最初の「瑞富祥」は洋品店、中央の「納西珍宝」は少数民族「納西(ナシ)族」の民芸品店、右の「呉門刺繍行」は刺繍製品の店。
 下段左と中央はともに食堂、右のお店は看板は字も難しくて読めないし、何のお店かもわかりません。写真を見て、文房具店、お茶屋さん、工務店ではないかという説が出てきましたが、どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

拙攻園については こちらをご参照ください。

納西族については こちらをご参照ください。

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 運河沿いの旧市街、平江路でもいくつかの右書き看板を見ることができました。上段左は平江路の蘇州博物館側入り口、中は蘇州散策の案内人(楊威君と周維さん)と上海から同行して付き合ってくれた卒業生(毛一鳴君、劉予玲さん、鐘鳴さん)、右は民芸品などのお土産屋さん。中段は左から、ファッションのお店、仕立て屋さん、民芸品店。下段左はファッション関連、中は民芸品店です。最後の「猫的天空之城」は右書きではありませんが飛び切り変わった店構えなのでパチリと写してきました。ここは、各地にお店を持つ猫的天空之城チェーン店の第1号店で、本来は本屋さんですが、そこで売っている絵葉書を買って、コーヒーを飲みながら、送り先、文章を書き投函できます。投函は2年後、5年後、10年後を指定できるので、「5年後、10年後の自分に手紙を書いて、しかるべき時期に投函をお店に委託する」のが流行っているそうです。面白い商売を考えた人がいるものですね。









平江路については こちらをご参照ください。

猫的天空之城(Momicafe)については こちらをご参照ください。

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