上海の繁華街を散策していても、ほとんど「右書きの看板」は見当たらず、街はすっかり現代化されてしまっていました。そこで、古い街並みが保存されている、元、明の頃から上海の中心であった「城隍廟(有名な道教のお寺)」一帯を歩き回りました。
この一角に入り込むとまるで数百年タイムスリップしたような感覚に陥ります。しかし、よく見るとほとんどのお店の看板は通常の左書きで、右書きの看板は少数派でした。
最上段最初の写真はこの一角への入り口、道路の左側をご覧ください。停まっている車を除くと、映画のセットではないかと疑うほどです。早速、この一帯に入り込んで、中央のお店は漢方の薬局、右は工芸品店です。2段目の左、「老上海」はファッションのお店、中央と右は骨董品、装飾品を陳列していますが、姉妹店のようです。
3段目、左はお土産屋さん、中央は有名な「五香豆」の店とスタバですが、通常の左書きの看板を掲げています。実は、城隍廟では、建築様式こそ伝統を守っていますが、お店の看板はこのように左書きが主流で、右書き看板を探すのにはかなり頑張って歩き回らなければなりません。「文昌」と右書きされた立派な門をくぐると、ファッションのお店が並んでいましたが、ここも完全に通常の左書きの世界でした。
最下段、先ほどのスタバと別に、少し離れた所にもう一軒スタバがありました。ここはうれしいことに漢字で右書きの看板を掲げています。早速お店に入ってコーヒーを飲みながら歩き回った疲れを取りました。最後の2枚は当日、仕事を休んで付き合ってくれた皆さん、沈柞君、鐘鳴さん、劉予玲さんです。以前に「星巴克」コーヒー店を見つけて、当日案内してくれたのは鐘鳴さんでした。老街の散策を楽しみ、たくさんの右書き看板を発見でき、改めて彼女に感謝します。
城隍廟については
こちらをご参照ください。
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