82歳になりました

 とうとう82歳になりました。父親は77歳で没していますので、もう、父より5年も多く生きていることになります。体力、気力、記憶力などかなり衰えましたが、重大な持病があるわけでもなく、丈夫に産んで、大事に育ててくれた両親に改めて感謝する次第です。コロナ禍の世の中、何もできずに時間が過ぎていくのが残念ですが、自然に恵まれた近江の里山や湖畔を歩き回って楽しんでおります。  

 田舎道を歩いていると道端や公園に咲いている花に目が行きます。冬は花の少ない季節ですが、先月の「彦根便り」でご紹介した十月桜(ジュウガツザクラ)はこの厳冬の中でも、常にかわいい花を付けてくれています。ほぼ、毎日見に行き、無事花が見られると癒されます。しばらく眺めた後、「頑張ってね!」と声をかけておわかれします。
 

 天気の良い日には、日没の時間に合わせて散歩に出かけるのもいいものです。太陽が地平線に消えていき、しばらく美しい残照を眺めるのが至福の時間です。



 次の写真は公園に植えられている冬の花と82歳の誕生日にいただいたお花、そして、雑然と散らかった居間でコーヒーを飲みながら本を読んでコロナ巣ごもり中の老人です。お花をくださったXさんとZさん、ありがとうございました。  



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