京都の夏の風物詩と言えば、何と言っても祇園祭でしょう。今年も、7/15、祇園祭宵宵山(ぎおんまつり・よいよいやま)に行ってきました。烏丸御池で地下鉄を降り、新町通、室町通、四条通と「山鉾銀座」を人波をかき分けて元気な学生さんと一緒に歩き回りました。明るいうちに狙いを付けた、山や鉾を観察し、日が落ちてから音楽と雰囲気を楽しむのが基本です。
7/17はお祭りのメインイベント、山鉾巡行です。東京生まれで京都にほれ込んだ自分にとって、祇園祭は特別なもの。今年は先頭の長刀鉾から、最後尾の船鉾まで23基全部残さずこの目で確認しました。茶の間でTVの実況放送を見るほうが楽なのですが、今年はボランティアをしている草津日本語教室の生徒さんで、間もなく帰国する人が「本物を見たい」というので、日本、韓国、香港、中国の混成チームで比較的空いていそうな御池通に繰り出しました。来てみると、やはり実物は迫力が違います!「来てよかった!」が素直な感想です。山鉾が方向転換をする「辻回し」は河原町御池の交差点で見物しましたが、人でいっぱいで、本体が回転するのを遠くから見るのがやっとでした。写真は岩戸山の辻回しの様子。それにしてもものすごい人出、食事場所を探すのも一苦労、さすが日本三大祭りの一つです。78歳の老人には結構な運動量でくたびれましたが、それでもお祭りは大好き、「来年も見に行くぞ!」。
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你的老人 田中三千彦