昨年末から中国武漢で発生し、日本でも感染が広がった「新型コロナウィルス」は、未知の病原菌のため、予防薬(ワクチン)も治療薬もないため、「人と人との接触を減らして」、「マスクの着用と手指の消毒、うがいの励行」などで、感染拡大を防ぐしか対策がなく、安倍総理の「緊急事態宣言と不要不急の外出自粛要請」で、いわゆる「巣ごもり生活」が始まりました。
強制力を伴わない「要請」ですから、強力な罰則付きの Lock down を実施している諸外国からは「日本政府のやり方では、流行は防げない、大変なことになる」とたたかれましたが、日本国民及び在日外国人の大部分はこの要請に応じ、5月下旬には大流行開始前のレベルにまで抑制することができました。外出時、とくに電車やバスの中ではほぼ100%の人がマスクを着用しているのには驚きました。私の場合、2月9日から、6月24日まで4か月半の間、滋賀県から一歩も出ずに生活しました。
運動不足による「コロナ太り」と「足腰の劣化」を少しでも防ぎたいと思い、早朝と夕刻、それぞれ1時間程度の散歩をするようになりました。同じ道を歩き続けると、咲いている花が変わったり、いままで気が付かなかった事物に興味を持ったり、楽しいこともありました。その間に散歩中に写した写真をご覧ください。
初めの3枚はちょっと珍しいもので「ハナモモ(花桃)」、「トケイソウ(時計草)」、「クロホウシ(黒法師)」です。
次の3枚は「ブラシの木」です。遠くから見ると、赤い花がいっぱい咲いてるようですが、近づいてみると、ビンを洗うブラシと同じ格好をしています。
次は近くの公園の夕景と夜景です。ライトが変色するので、楽しいです。最後の一枚は我が家から見た比叡山の夕景です。
その他、この間、いろいろな花に出会うことができました。合歓木(ネムノキ)、クチナシ、ムクゲ、エキナセア、アカシア・・・・。