2012年卒業生の張瑜さんが故郷で行われる結婚式に招待してくれたので、湖南省の常徳・長沙に出向きました。日本からは彼女と仲の良かった馬力文さんも出席とのことで往復ともご一緒しました。
10月9日、張瑜さんの故郷、常徳市港二口で行われたのは、中国の伝統的な「流水席」式のお祝いでした。今までテレビや写真で見たことはありましたが、実際に参列できたのはこれが初めてで、楽しい体験が出来ました。お祝いには朝から夕刻まで、引っ切り無しにお客さんがやってきます。新郎新婦とそのご家族は一日中、お菓子やたばこを配りながらご挨拶、本当にお疲れ様でした。
朝から晩まで座って食べ続けていたら体が持たないので、新郎の従兄弟さんが近辺を案内してくれました。のどかに広がる田園風景を眺め、灌漑と治水のために建設されたダム湖を散策し、お茶を栽培している農家さんの庭先でお茶をいただいたりして楽しく過ごしました。
10月10日は、長沙市内の楓林賓館で、現代式の結婚式が行われました。多くのご親戚、友人の中に、聖泉大学の卒業生とその家族、本人が在日のため、代わりに出席されたご両親など、顔見知りの方も多く、ご一緒にかっこいい新郎と可愛い新婦の末永き幸せを祈念しつつ楽しいひと時を過ごしました。
結婚式の翌日、張瑜さんが同窓生の集会のための昼食会を用意してくれました。卒業式でお別れして以来初めての方もいて、懐かしいメンバーとひと時を過ごすことができうれしかったです。
翌日は飛行機に乗るまでの時間を利用して、新郎の殷海涵さんのお母さんが経営されている画廊を見学させていただき、立派なお土産までいただき恐縮しました。新郎新婦がわざわざ空港まで送ってくれ、関西空港への直行便で帰国の途につきました。終わってみると夢を見ていたような楽しい数日でした。
2015年度のページへ戻る
田中研究室Top Pageへ戻る