退任のご挨拶(最終号)

 この3月で聖泉大学からRetireすることになりました。いまでも、コロナウィルスの大流行のため、新しい留学生が2年連続で来られず、私の授業は「開店休業」だったのですが、今年の4月以降、留学が再開されても、もう教壇に立つことはなくなります。
 22年お世話になった大学を離れるのは寂しい気持ちもありますが、体力、気力、記憶力を考えるとちょうど限界に来たと思っていますので、コロナのため、2年間新入生が途絶えたのが教員生活に終止符を打ついいきっかけになったと思っています。卒業生の皆さんとは、今後とも、メールやチャットなどでお付き合いいただければ幸いです。在日中は小うるさいおじいちゃん先生とお付き合いいただきありがとうございました。これからは、文字通り「暇な老人」になりますので、時には近況などご報告いただければ嬉しいです。
 大学が休みだった土曜日に、ボランティアで続けてきた「草津日本語教室」では、現在「N1受験クラス」を引き受けていますので、体力と相談しながら、今しばらく続けるつもりです。わたしのクラスには、ベトナム人2名とスーダン人1名が在籍して、7月のN1テスト目指して頑張っています。
 なお、「彦根便り」は今月号をもって最終号とさせていただきますが、これからは、何かご報告させていただくようなイベントがありましたら臨時号を作成して報告させていただく予定です。では皆様、お元気でお過ごしください。  

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