花と昆虫、掲載写真の補足説明


たけやま写真館の展示写真について、展示順の番号、タイトル、撮影年月、撮影場所、説明・狙いなどの順に記載しております。

F01  アサギマダラ
   08年10月 大分県姫島 EOS30D 55-250mm
   春から夏に、南西諸島から北海道まで北上し、世代交代して、秋に南下する。アサギ色のハネが透けている優雅な蝶。

F02  カナダオダマキ
   08年4月 芦屋 EOS30D 60mm マクロ
   数年まえ、鉢植えを笹の縁に降ろしたところ、五株に増えた。雨上がりに手持ちで撮った。ヤラセではない。

F03  ミヤマオダマキ
   08年4月 芦屋 EOS20D 60mm マクロ
   鉢から降ろした。三年ほど楽しませてくれたが、隣りの水仙に負け、消えてしまった。

F04  ホトトギス
   08年10月 芦屋 EOS30D 60mm マクロ
   周辺の笹の攻勢によく耐えている。奥行きのある絵作りを心がけた。

F05  ホトトギス開花
   08年10月 芦屋 EOS30D 60mm マクロ
   早朝、開花を待ち受けて撮った。桃太郎の誕生か、はたまたヴィーナスのそれか、と見紛うばかりのシーンに感動した。

F06  翁草の変貌
   09年5月 芦屋 EOS50D 17-55mm
   絶滅危惧種。昨年六月、花の終わった鉢植えを手にいれ、庭に降ろした。
   春になって花をつけてくれた。花は受粉後上向きになり、花柱が伸びて。糸状から羽毛状に変貌する。

F07  アゲハ
   08年6月 芦屋 EOS20D 60mm マクロ
  警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれない。100mm以上のマクロレンズが欲しいところである。

F08  ジャコウアゲハ
   09年7月 芦屋 EOS30D 55-250mm
   夕暮れどき、塒を求めてやってきた。

F09  ゴマダラ
   08年7月 芦屋 EOS30D 60mm マクロ
   拙庭初の来訪者。お目当ての花がなかったのだろう。そそくさと飛び去った。

F10  孤蝶
   05年10月 兵庫県甲山 EOS20D 300mm

F11  流し目
   芦屋 EOS20D 70-200mm
   オオスカシバ。スズメガの仲間。子供の頃、吸蜜中の個体を素手で捕まえた。

F12  八丁トンボ♂
   05年6月 芦屋奥山 EOS30D 28-75mm
   日本最小の蜻蛉。体長18mm、開長30mmほどしかなく、飛翔姿は速すぎて見えない。精巧な作りは驚異的だ。

F13  八丁トンボ♀
   05年6月 芦屋奥山 EOS30D 28-75mm
   ♀は地味で、麦わら蜻蛉に似ている。

F14  持久戦
   05年8月 芦屋 EOS20D 70−200mm
   シオカラトンボに捕まった蜜蜂が辛抱強く、逃げるチャンスを窺っているところ。

F15  ツマグロヒョウモン♂
   11年6月 芦屋 EOS50D 55-250mm
   蝶とか鳥とか、♂が派手で目立つのが普通だが、ツマグロヒョウモンは逆なのだ。
   このカットを撮り、コレクターに教えてもらうまで、こっちが♀だとばかり思っていた。

F16  ツマグロヒョウモン♀
   03年7月 芦屋 EOS10D 28-75mm
   上述したように、こっちが♀である。

F17  ホシホージャク
   03年10月 西宮 EOS10D 75-300mm
   ズズメガの一。オオスカシバよりちょっと小さい。

F18  ツマベ二チョウ
   11年11月 伊丹昆虫館 EOS50D 100mmマクロ
   手前味噌ながら、マクロレンズの偉力を存分に発揮できた渾身のカット。

F19 オオゴマダラ柱
   11年11月 伊丹昆虫館 EOS50D 100mmマクロ
   先を争うように群がり、柱のようになっていた。フェロモン仕掛けにおびき寄せられたのかもしれない。

F20  カタクリ
   04年3月 六甲山高山植物園 EOS 10D 28-75mm
   好みの花の一つ。ギフ蝶の来ているところを撮りたい。

F21  コマクサ
   03年6月 六甲高山植物園 EOS10D 70-200mm
   だい好きな花の一つ。登山家がみれば野生でないことはスグにバレてしまう。足許は一応ガレ場らしくしてあるが、背景が違う。

F22  カタバミ
   03年7月 芦屋 EOS10D 28-75mm

F23  小百合
   03年6月 六甲高山植物園 EOS10D 28-75mm
   小百合は楚々とした上品な美しさに惹かれる。

F24  水芭蕉
   04年3月 六甲高山植物園 EOS10D 75-300mm

F25  楓
   03年6月 芦屋 EOS10D 70-200mm
   飛散を間近に控えたタネである。

F26  時計草
   11年7月 芦屋 EOS30D 100mm マクロ
   ブラジル原産。江戸時代後半、日本に伝わった。果実(パッションフルーツ)は食用(ジュース)。

F27  彼岸花
   10年10月 鞆の浦 EOS7D 17-55mm
   何の変哲もない彼岸花ではあるが、周囲の環境に惹かれて撮った。

F28  雨上がりの彼岸花
   10年10月 尾道 EOS7D 17-55mm
   にわか雨の通った直後に撮った。これも背景に注目した。

F29  アヤメ
   03年6月 六甲高山植物園 EOS10D 28-75mm

   花の写真はありふれた絵柄になりがちなので、蝶とか昆虫の来ている花を撮るように心掛けている。
   この虫は残念ながら図鑑で同定できな    かった。

F30  伊吹山
   03年8月 伊吹山  EOS10D 28-75mm マクロ
   伊吹山は初めてだった。頂上付近は日陰がなく、暑さに参った記憶だけ残っている。

  
たけやま写真館補足説明
初  版: 2010-03-31
最新版: 2012-06-09


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